東京医療秘書福祉&IT専門学校
野口さん
■プロフィール
新卒で三幸学園に入社し、職員として5年間勤務。その後、人材紹介会社で、キャリアアドバイザーとして2年間勤務した後、2019年に復職。現在は、東京医療秘書福祉専門学校にて、2クラスの担任と全国チーフを兼任。教務や教科の指導、広報など幅広く活躍している。
「誰かの力になりたい」その思いに強く共感した
新卒時は「誰かの人生が動くきっかけに関わる仕事をしたい」という思いで、就職活動をしていました。三幸学園への入職を決めたのは、選考や職場見学でお話した職員の方々がすごく素敵だったからです。「生徒の力になりたい」という強い思いを持っている方ばかりで、非常に共感できました。社会人としてはもちろん、一人の人間としてもキラキラしていて、憧れましたね。その後、5年間専門学校で生徒を指導して、充実した毎日を送っていました。しかし、いつからか「自分の指導は本当に生徒の役に立っているのだろうか」と疑問に思うようになったのです。より生徒のためになる指導をするために、教育現場以外を経験して視野を広げ自分が成長したいと考え、人材会社のキャリアアドバイザーに転職しました。
外の世界を知ったからこそ、力が発揮できると思った
キャリアアドバイザーとして働くなかで、三幸学園での指導が生徒のためになっていたのだと、確信できました。例えば、三幸学園では人間力を重視していて、生徒にあいさつなどの礼儀や掃除などを徹底的に指導しています。多くの求職者や企業担当者と接するうちに、そういった指導で培われた力が、生徒たちが社会人になったときにすごく役立つのだと気づけたのです。「外の世界で学んだ今なら、より良い指導ができる」「自分が得たものを生徒たちに伝えたい」と思い、三幸学園に復職しました。
頑張りが実るのを日々感じている
復職後は、クラス担任や授業、就職指導、広報などに携わっています。さまざまな場面で、これまでの経験が活きていると感じていますね。特に就職指導では、キャリアアドバイザー時代に多くの企業の人事の方と関わった経験をもとに、面接や履歴書でおさえるべきポイントなど、新卒時よりも的確なアドバイスができています。多くの生徒から「自己PRできることがない」「進路に迷っている」といった相談を受けていますね。サポートした生徒が希望の進路を実現した姿を見ると、本当に嬉しいですね。就職指導以外にも、日ごろの授業や学校行事など、生徒の成長や楽しんでいる様子を見るたびに、「この仕事をしていてよかった」と感動しています。
全ての人が「三幸学園でよかった」と思えるような組織に
今後の目標は、生徒も職員も「三幸学園でよかった」と思えるような組織をつくれる人材になることです。
生徒には自分の成長を感じたり、新しいスキルを身につけたりして欲しい。一緒に働く職員には、楽しく仕事をして欲しいという思いで働いています。現在は、自分が直接かかわっている生徒や同僚といったようにある程度その範囲が限定されています。ステップアップしたら、もっと多くの人と関わって、組織全体をさらによくしていけるよう頑張りたいですね。この仕事は責任が大きく、大変なことも多いですが、自分の頑張りが生徒たちの成長や喜びつながっていると感じられる場面がたくさんあります。たとえ壁にぶつかったとしても「生徒たちのために仕事をしている」という思いがあれば、着実に前に進んでいけます。他の仕事では得られないような感動を味わえるので、「誰かのために」という思いのある方はぜひ挑戦してください。